新世代の音楽シーンを牽引するメルボルン発フューチャー・ソウル・ユニット、Hiatus Kaiyote(ハイエイタス・カイヨーテ)の紅1点Nai Palm(ネイ・パーム)。ギター・ヴォーカルで圧倒的なパフォーマンスを披露するネイは初のソロ・アルバム『Needle Paw(ニードル・ポー)』を10月にリリース、来る3月には初のソロ公演来日が東京と京都で決定している。本日、最新アルバムから「Homebody」のミュージック・ビデオが世界一斉公開された。
 

この映像はNai Palmの故郷オーストラリアのヴィクトリア州にあるヒューム湖で撮影された。火のついたファイアソードを両手に持ち、湖の中で厳かに踊るNai Palm。アーティストとして様々な顔をもつNai PalmはHiatus Kaiyoteとして活動を始める前からこの“火の踊り”をパフォーマンスしていた経歴をもつ。

「この映像の撮影は本当にパーソナルな経験だった。私の“ネイ・パーム”という名前は、このパフォーマンスをしていた時のステージ・ネーム。撮影したヒューム湖は私が育った所に近く、昔は谷だったのに今ダムになった場所。古いユーカリの木が今も湖面から立っているんだけど、私が10代初めの頃は何ともいえないこの木のたたずまいに魅了されたものだった。」

と語るNai Palm。自分が歩んできた道を振り返る思い出がつまった場所での撮影が実現し、映像のコンセプトにもこだわって制作にのぞんだという。

Nai Palmが在籍するHiatus Kaiyoteは2011年結成以来『Tawk Tomahawk』『Choose Your Weapon』の2作を発売、グラミー賞に2度ノミネートされ世界的な注目を集めている。日本へは2015年9月、2016年5月と8月の合計3回来日、ファンを増やし続けている。Nai Palmはシンガーであり、作曲家、ギタリスト、インスト奏者、プロデューサー、そして詩人だ。初のソロ・アルバムとなった最新アルバムでは、フューチャー・ソウル・ユニットの4人が織りなす濃密バンド・サウンドとは異なるイマジネーション溢れるインティメイトな世界を聴かせている。Nai Palmの書き下ろし新曲6曲とDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)やJames Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)(等音楽的な影響を受けたアーティストのカバーとHiatus Kaiyoteのセルフ・カバーとで構成され、日本盤にはボーナス・トラックとしてSam Cooke(サム・クック)「You Send Me(ユー・センド・ミー)」のピアノ弾き語りヴァージョンが収録されている。今は亡きPrice(プリンス)をはじめ、Drake(ドレイク)Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)等を魅了するNai Palmをチェックしてみてほしい。
 

【来日公演詳細】
東 京 3/20(火)渋谷 WWW X
前売¥5,000(スタンディング・税込・1 ドリンク別)
OPEN 18:30/ START 19:30
03-3444-6751 (SMASH)