フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、早ければ2025年にパリにて、オランダのアムステルダム開催の「ADE」やアメリカのマイアミで開催される「MMW」のようなミュージック・ウィーク "French Music Week(フランス・ミュージック・ウィーク)" が開催される可能性があることを明らかにした。

6月21日にフランスで開催された「Fête de la Musique festival(フェット・ドゥ・ラ・ミュージック・フェスティバル」に出席したマクロン大統領は、来年、フランスの首都であるパリにて「French Music Week」が開催される可能性があることを語った。

ADE や MMW 等のサミットは、世界中のアーティスト、ファン、業界の専門家を結びつけるイベントで、ショーやフェスティバルと並び、様々なパネルやディスカッションが定期的に開催され、EDM 愛好家がネットワークを構築し、時には朝まで踊るための重要な拠点となっている。

マクロン大統領は、Radio FG に対して以下のように語っている。

更に前進する必要があると思う。

マイアミやアムステルダムで行われているような大規模なフェスティバルを創設したい。まず、ファッションウィークなど、全ての音楽関係者が一堂に会し、音楽フェスティバルの前日に大規模なコンサートやフェスティバルを開催できるようなフェスティバルだ。

マクロン大統領は更に、フランスのエレクトロニック・ミュージック・シーンを賞賛し、Jean-Michel Jarre(ジャン・ミシェル・ジャール)、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)等のアーティストが世界規模で影響力のある作品を作り出したと絶賛。

ただし、今現在までにこのマクロン大統領のコメントはあくまでも非公式なものであるため、今後も動向に注目していきたいところだ。