30年以上にわたりキューバ音楽に情熱を捧げるイギリス人のラテン音楽プロデューサーであり写真家のモ・フィニと、キューバ人の音楽作曲家で音楽プロデューサーのエデシオ・アレハンドロが共同監督を務めた感動作『マンボ・マン』(原題:MAMBO MAN)がついに日本に上陸!
 

実話に基づく同作品は、世界132の国際映画祭や映画賞にノミネートされ、最優秀作品賞や監督賞など数々の賞を受賞。1953年7月26日に始まったキューバ革命の記念日である7月26日(金)より、Amazon Prime Video、Apple TV、Google Play にて配信スタート。

サウンドトラックには、ヴィム・ヴェンダース監督によるドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)で広く日本に知られたバンドで、グラミー賞受賞のエリアデス・オチョアをはじめ、オマーラ・ポルトゥオンド、フアン・デ・マルコス・ゴンザレス & アフロ・キューバン・オールスターズら、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのメンバーが参加。伝説のミュージシャンのカンディド・ファブレやデヴィッド・アルバレスなど名だたるミュージシャンの演奏をバックに、マンボの精神を見事に表現する。


【ストーリー】
舞台は、キューバ革命から半世紀以上経った後で西洋と米ドルを歓迎している2017年のキューバ。共産主義に生まれたJC(エクトル・ノアス)は、地元の音楽プロデューサー兼プロモーターであり、農民であり、知恵と想像力で生きる小商人。家族と小さな "仕事仲間" を養い、地元の "ゴッドファーザー" としての地位を維持するため、JC は身の丈を超えた生活をしている。遅れて降った雨で農作物が危機に瀕したとき、JC はコンサートを開催する一方で、豚のえさを調達し、給水ポンプを修理し、イギリス人音楽観光客の一団をもてなすという仕事をこなさなければならなかった。その過程で、裏切りや失恋もあるが、JC の軽妙な人柄の裏には思いやりがある。彼はただ、友人や家族を養い、今にも人生を狂わされそうな不安定な生活から抜け出したいだけなのだ。思いがけない電話から大金を手にするチャンスを得た彼は、できれば人生をより良いものに変えたいと、必死の現金探しに乗り出す。

画像コピーライト:© 2022 Mambo Man © Mo Fini
 

『マンボ・マン』(2020)

イギリス、キューバ/1時間23分/カラー
原題:MAMBO MAN
監督・脚本:モ・フィニ
共同監督:エデシオ・アレハンドロ
制作:TUMI プロダクションズ
出演:エクトル・ノアス(『セルジオ & セルゲイ 宇宙からハロー!』)、ジュデヒ・デ・ラ・トレ・メサ、デビッド・ペレス、アレハンドロ・パロミノ、ジュデヒ・デ・ラ・トレ・メサ、カミラ・チレ 他
海外公式 HP: www.mambomanfilm.com