アメリカ・ネバダ州ブラックロック砂漠にて開催される参加者主導型の野外ビッグ・フェスティバル『Burning Man 2024(バーニング・マン)』は、毎年チケットが即完売になる超人気フェスであった。しかし、2024年度は開催が8月25日に迫っているのにも関わらず、チケット販売が伸び悩んでいるとのことだ。
 
2024年の Burning Man のチケットは、今年4月17日に販売がスタート。例年であれば、チケットは30分でソールドアウトになっていたところ、今年は8月13日現在も販売されている。
そして、通常 Burning Man のチケット購入の際には "事前登録" が必須となるところ、今年に限っては売り上げが低迷しているために、事前登録なしでも購入できる『OMG Sale』もスタートした。

今年のチケット販売低迷の理由として、昨年開催の Burning Man が起因していると多くの人々が考えているようだ。昨年の Burning Man では、熱帯低気圧「ヒラリー」の影響で集中豪雨となり、砂漠が一面泥沼化。その影響で Burning Man のインフラが一時壊滅状態となり、約7万人の参加者たちは砂漠の真ん中に孤立し、一部参加者たちは深い泥のプールと化したブラック・ロック砂漠から徒歩で何時間も歩いて脱出した。
この悪夢の再発を恐れた人々がチケットを買い控えているため、2024年度のチケットの売れ行きが低迷していると考えられているとのことだ。

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『OMG Sale』では、事前登録をしていない約3,000人の購入者が、最大2枚のチケットを購入できる。今年の Burning Man のチケットは税抜きで $575.00(日本円:約84,710円)。
参加へのハードルが少し下がっている(?)今年、タイミングが合う方はぜひ参加してみては?

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