エンターテイメント・プラットフォーム JB が行った新たな調査にて、「Best Cities for Nightlife（夜遊びに最高な都市）」に、スペイン・バルセロナ、フランス・パリに次ぎ、東京が選出された。


この調査ではヨーロッパの都市が日本以外のトップ5都市を占めており、飲み物の安さ、営業時間、夜遊びできるスポットの多さ等が評価を左右する要因となったとのことだ。
「夜遊びに最高な都市」のナンバー1 に輝いたスペイン・バルセロナは、100km あたり300軒以上のバーやパブがあり、飲み物の平均価格は4.65ドル（日本円：約719円）、平均閉店時間は午前6時。ヨーロッパではそのほか、フランス・パリ、ジョージア・トビリシ、チェコ・プラハ、ハンガリー・ブダペストもトップ10入りしており、飲み物の価格が平均約2.99ドル（日本円：約462円）の他、高評価のクラブ、バーがランクインの理由となったとのことだ。

そんな中、日本・東京は第3位に選出。多くの都市と比較して「より安全に遊べる都市」として評価された。また韓国・ソウル、アルメニア・エレバン、タイ・バンコク、インドネシア・バリ島もトップ10に入っている。

この調査では、旅行者の10人に4人が旅行中に飲みに出かけており、ナイトライフへの支出が旅行全体の予算の約15% を占めることも明らかになった。

また、先月イギリスで Aqua 社が発表した2,000人を対象とする調査によると、成人は年間平均3,776ポンド（約76万7,485円）をナイトクラブやバー、パブでの飲食に支出しているとのことだ。だが、昨年ナイトクラブに行ったと答えた人は全体のわずか9％ にとどまり、3分の1以上はバーやパブでの支出であったことも明らかとなっている。

JB の広報担当者は次のようにコメントしている。

旅行者の約60％がナイトライフを基準に旅行先を選んでおり、人々が "夜の過ごし方" をどれほど重視しているかが分かります。しかし、新しい都市でお酒を飲むときに最も重要なのは "安全性" です。特に女性が一人で、または友人と旅行する場合はなおさらです。ドリンクが2ドルでも、真夜中にホテルへ帰るのが不安なら、その安いカクテルには価値がありません。