開催予定のわずか2日前に火災が発生し、フェスティバルで使用するメインステージが焼失したものの、その後なんとか無事に開催されたベルギー開催のビッグフェスティバル「Tomorrowland」だが、メインステージで発生した火災は、ファイヤーボウル(火炎演出のために使われる炎を出す装置)の火が意図せずステージ装飾へ燃え広がったことが原因だったとベルギーのメディア VRT が報道している。
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VRT ニュースによると、ベルギー当局が調査を行っているが、その調査に詳しい匿名の関係者は、少なくとも4つのファイヤーボウルを使ったテストを行っていた際に出火したと述べている。炎はそのうちの1つまたは複数からステージの装飾へと燃え移り、装飾に使用されていた発泡スチロールや木材が、さらに火の勢いを強めたという。ファイヤーボウルには、炎の色を変えるためにストロンチウムが含まれていることが多いが、これが可燃促進剤として働く可能性もあるそうだ。
だが、ファイヤーボウルのテストを行っていたのがどのスタッフで、どの会社の人間だったのかという点は12月2日現在明らかになっていないという。また関係者は、火災の原因がファイヤーボウルだけであったと結論づけられたわけではないことも強調している。
Tomorrowland の花火演出に使用される予定だった花火が、あまりにも早い段階でステージ下に設置されていたことも、火の拡大に影響したとみられている。同フェスティバルの花火許可証には、「花火の保管、準備、または発射される場所から半径25メートル以内では、いかなる炎の発生を厳しく禁止する」と明記されているとのことだ。
Tomorrowland の広報担当 Debby Wilmsen(デビー・ウィルムセン)は、以下のようにコメントを発表。
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VRT ニュースによると、ベルギー当局が調査を行っているが、その調査に詳しい匿名の関係者は、少なくとも4つのファイヤーボウルを使ったテストを行っていた際に出火したと述べている。炎はそのうちの1つまたは複数からステージの装飾へと燃え移り、装飾に使用されていた発泡スチロールや木材が、さらに火の勢いを強めたという。ファイヤーボウルには、炎の色を変えるためにストロンチウムが含まれていることが多いが、これが可燃促進剤として働く可能性もあるそうだ。
だが、ファイヤーボウルのテストを行っていたのがどのスタッフで、どの会社の人間だったのかという点は12月2日現在明らかになっていないという。また関係者は、火災の原因がファイヤーボウルだけであったと結論づけられたわけではないことも強調している。
Tomorrowland の花火演出に使用される予定だった花火が、あまりにも早い段階でステージ下に設置されていたことも、火の拡大に影響したとみられている。同フェスティバルの花火許可証には、「花火の保管、準備、または発射される場所から半径25メートル以内では、いかなる炎の発生を厳しく禁止する」と明記されているとのことだ。
Tomorrowland の広報担当 Debby Wilmsen(デビー・ウィルムセン)は、以下のようにコメントを発表。
また、このメインステージの火災による被害額は、情報筋によると、およそ6,000万ユーロ(約108億5,106万円)に上るとのことだ。火災の原因についてはコメントできません。現在もなお調査は続いています。最終結論を待っており、それが出て初めて、火災の原因を100% 確信できるのです。



















