08.03 (Sat)
安達久美(あだち くみ、1977年11月11日 - )は、日本のギタリスト・作曲家であり、「安達久美クラブパンゲア」のメンバーの一人である。大阪府貝塚市出身。京都府京都市左京区在住。2007年にアルバム『リトル・ウィング』をリリースし、CDデビューしている。女性としては珍しいエレキギターの奏者である。その技術力に関して業界から高い評価を受けており、アメリカの楽器メーカー、ポール・リード・スミスなどから専用モデルを提供されるほどである。来歴幼少期からギターとの出会いまで安達が生まれ育った大阪泉州はだんじり祭で有名な地域であるが、奇しくもその稽古場の隣に安達の実家があったため、毎年祭の前になると、太鼓や笛の音を聞きながらすごしていた。5歳上の兄とは、いつも一緒に外で遊ぶほど、仲が良く、兄に対して憧れの念も抱いていた。幼少の頃から他の女の子が興味を示すものにはあまり関心がなく、むしろF1レースなどのモータースポーツが好きだった。あるとき親から人形を買ってもらったが、遊び方がわからず、うっかり人形の目を外してしまったというエピソードもある。外で遊ばないときは、テレビゲームに熱中したこともあったが、意地をはってしまう性格が災いして、体調を崩すほどやりこんでしまったこともあった。安達が11歳(小5)のとき、兄が自分の手の指を大けがするということがあった。兄のけがのリハビリになればと、兄の友人がエレキギターをプレゼントしたのが、安達にとってギターとの初めての出会いだった。音楽バンドがブームになっていたその当時、兄のギターに興味をもった安達は、兄のいないときにこっそりそれを弾くようになった。ギターに懸けた青春とアメリカ留学誰に教わるでもなくギターを始めた安達は、兄の見よう見まねでギターの弾き方を習得した。有名な楽曲もいわゆる「耳コピ」で覚え、完全に自己流でギターを練習に打ち込んでいた。それは、教則本を使って練習していた兄とは対照的であった。ロックやブルースに興味を持った安達は、あるときイギリスのロックグループであるレッド・ツェッペリンの『天国への階段』のイントロに挑戦しようと思い立つ。『天国への階段』は、かなり難易度の高い楽曲であったが、学校から帰ったらすぐさま練習を始め、ときには朝の5時までギターを引き続けることもあったという。このような悪戦苦闘を1
ウィキペディアで続きを読む... More Biography
ウィキペディアで続きを読む... More Biography