ブルックリンに生を受けたDJスピナは、10代半ばからブロックパーティやダンスバトル、レッドゾーンやパラダイスガラージ等のパーティを通じて、ヒップホップ業界へ。今やマイケル・ジャクソンやメアリー・J・ブライジ等のビッグネーム御用達のトップDJ/プロデューサーとして知られる彼だが、まずは90年代初頭にレーベル“Beyond Real”を立ち上げ、ソロ作のみならず自身のチームJIGMASTASや、レーベル・コンピ“Beyond Real Experience”等を発表し、USアンダーグラウンド・ヒップホップをネクスト・レヴェルに導く。更に2003年には新レーベル“Wonder Wax”に着手。一転してスムース・ヴォーカル・チューンを中心としたハイブロウなハウス・トラックを連発。各ジャンルのマーケットが既に成熟しきっているUSでは、この両立は快挙である。そのセンスと情熱には、米Guidance Recordings、米King Street、独Compost、英Sole Musicといった、良質なダンスミュージック・レーベルからのミックスCDのオファーが殺到するのも当然と言えよう。'SOUL SLAM', 'WONDER-Full', 'MAKE IT FUNKY!!', 'SOUL SISTAH'…。これらは彼が主に本国で不定期に催しているパーティ。今年一月には日本でも“SOUL SLAM”が西麻布イエローにて開催された。それぞれマイケル・ジャクソンvsプリンス、スティーヴィ・ワンダー、ジェイムス・ブラウン、リック・ジェームス等、単一のアーティストの関連作のみで一晩中プレイするというが、それは音楽への精通と探求心、そしてエンターテインメント性があって成し得ること。...
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