2011年にラスベガスに拠点を移した世界的大規模フェスの1つになったEDC(Electric Daisy Carnival)は2015年の開催時には約1453億円という莫大な金額を開催地のネバダ州クラーク群に還元していることが明らかになっており、大きな経済効果を生んでいる。
そんなEDMフェスティバルで昨年あたりからヘッドライナーで名を連ねているアーティストたちが「TRAP」というジャンルをプレイするようになってきている。EDMシーンで大活躍していたAfrojackやThe ChainsmokersなどもTRAPを制作するようになり、トレンドが大きく変わっていることが分かる。
今回はTRAPをまだ知らない方のためにTRAPのルーツ、人気アーティストを紹介しよう。
TRAPとは?
TRAPは「コカインの密売所」という意味のヒップホップ用語で、2000年頃にアメリカで誕生した。ヒップホップから自然発生して派生した音楽で、力強いベース音、連続するスネアが特徴的。2011年からのEDMの人気上昇と共に派手な電子音も取り入れられるようになり、EDMファンにも好まれるようになった。TRAPの人気アーティスト
・NGHTMRE
NGHTMREはDiploがボスを務めるレーベル「Mad Decent」に所属するアーティスト。ロサンゼルスを拠点とし、トリッピーな楽曲でリスナーを新たな境地へと誘う。Dillon FrancisやFlosstradamusなどといった様々なアーティストとのコラボでも話題を呼んでいる。
彼はEDCでの初出演のパフォーマンスが話題となり、会場も午後の時間帯にもかかわらず満員。今では、Shaky Beats、World DJ Festivalなど名だたるフェスに呼ばれるようになった。
なんとNGHTMREは7月9日、WOMBで開催される「STUDY HALL」に出演!iFLYERでもチケット販売中!世界基準のTRAPを体感するチャンスを逃さないようにチケットを入手しておこう!
・Yellow Claw
Yellow Clawはオランダ、アムステルダムで2010年に結成された3人組ユニット。EDM、TRAP、ハードスタイルをクロスオーバーするスタイルが人気で、数多くのヒット作を量産。彼らの行うショーでは大きなモッシュピットが自然発生するほど。5月にageHaで開催された来日イベントも大盛況だった。
・Masayoshi Iimori
日本で活躍するトラックメイカー。TREKKIE TRAX所属。幅広いジャンルを聞いてきた経験を落とし込むことで、これまでにない中毒性の高いトラックを生み出す。昨年はアメリカツアーを行い、先に挙げたYellow Clawのサポートアクトを務めるなど、世界レベルのトラックメイカーとなっている。また、7月9日のNGHTMRE来日公演や、6月18日のGhastly来日公演にも出演予定。
Ghastly来日公演もチケット販売中!こちらも入手をお忘れなく!
以上に紹介したアーティストだけでなく、様々なアーティストがTRAPシーンで活躍している。もっと多くのアーティストについてを知りたい方はTrap Nationをチェックしてみよう!