ここ最近iFLYERが取り上げてきた中でも、「The Get Down」「XOXO」「Stranger Things」など音楽面でも注目を浴びている作品が登場している。
コミックブランドのアイコン的存在であるマーベルシリーズも、最新作「Luke Cage」を発表。
同じくNETFLIX作品である「Jessica Jones」に登場するLuke Cageのスピンオフ作品である。
9月30日よりNETFLIX限定で予定されている本作は、「ヒップホップ」を中枢となるシリーズになりそうだ。
本作の音楽監修を務めるAdrian Youngeは、このようにコメントしている。
音楽的な目線で見ると、
13つのアルバムを制作しているような気分。
13つのエピソードが13つのアルバムのような感覚で
制作しているよ。
彼がこのようにコメントしている理由として、各エピソードの名前がGang Starrのこれまでの楽曲名(「Moment Of Truth」「Soliloquy Of Chaos」など)をピックアップして名付けているのである。
それだけではなく、本作で使用されるオリジナルミュージックも、A Tribe Called Quest、Wu-Tang ClanやEnnio Morriconeなどの楽曲を起用していく予定である。
以下のスペシャルビデオは、Method Man、A$AP Ferg、Ali Shaheed Muhammad (A Tribe Called Quest)などヒップホップと馴染み深いアーティストとのインタビューを介して、今回のシリーズがどれだけ、「ヒップホップ」を中枢としているか語っている。
新鮮で、イノベーション性があって、
とにかく見たことのないような新しい旋風を感じる。- A$AP Ferg
キャラクターのLukeは、破れない皮膚という
特殊能力を活かすシーンがある。彼の動きは、
とてもスピーディー。
ヒップホップだって思ったことを即座にフリースタイルラップするという同じ速い世界観の中で動いている。
だから、双方には、その「スピード」という面で重なる部分があるよ。- Cheo Hodari Coker
是非、ヒップホップにあまり詳しくない人でも、マーベルの物語を通して楽しくヒップホップに耳を傾く機会のあるシリーズですので、是非CHECK OUTしてみてください。