そんなShaqだが、バスケだけではなく音楽シーンでも活躍していることをご存知だろうか。Tomorrowland や HARD Summer Music Festival、そしてLollapalooza にも DJ として出演している。
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有名人がテクニックやセンスもないのに DJ をする、というのはよく聞く話ではあるが、Shaq の場合は 音楽活動も本格的だ。Shaqは、バスケ現役時代から並行して音楽活動を行ってきており、1993年には自身初のラップアルバム「Shaq Diesel」をリリース。1994年には「Shaq Fu: Da Return」その後も2枚のアルバムをリリースしている。
そして、2019年には NGHTMRE とのコラボ曲、フィーチャリングに Lil Jon に迎えた「BANG」をリリースしている。
Holy smokes Miami was on FIRE during Music Week! At the legendary @ShaqsFunHouse @nghtmre @liljon and I filmed the music video for BANG and it's out now. Thanks @Billboard
— SHAQ (@SHAQ) 2019年7月3日
WATCH: https://t.co/iygIxOw0J0 pic.twitter.com/04IbqLAAP4
アメリカのラジオ・エンターテイメント会社 SiriusXM が行ったインタビューで、Shaq は下記のように述べている。
Hold up, how much does @SHAQ get paid to DJ music festivals? pic.twitter.com/7wSev3u7Il
— SiriusXM (@SIRIUSXM) 2019年8月6日
(一部抜粋)
俺は音楽活動を1988年から始めた。スクラッチやミックスなどテクニックを学んでいたんだ。
だけど、アルバム制作を始めた頃から DJ 活動から少し離れてしまった。たまにいじったりはしていたけどね。2011年にバスケ界を引退してからアドレナリンが走る何かを探していた。それで Tomorrowland に行ってみたんだ。それは、今までに見たことがないものだった。これまで見たもののなかで同じように感じたのは、スポーツのイベントのときだけだった。そこで気が付いたんだ。人生でどんなことが起こっていても、ストレスや問題、何でもいいけど、たった2つのことがネガティブな要素を消し去ってくれる。それは、スポーツと音楽だ。
そこでフェスティバルに行った。みんなジャンプして楽しんでいる。それを見て俺は「これが出来る、これをしたい、これが必要だ。これをやりたい!」ってね。多くの人たちが、いつも「全然お金も貰っていないのに、なんでやってるの?」と聞いてくるんだけど、僕はベースミュージックが好きだからやっている。観客たちがジャンプして飛び跳ねたりして楽しんでいるのを見るのが好きなんだ。バスケの試合を見ているみたいにね。
バスケ界のスーパースターをブッキングするためにはかなりの大金を積まないといけないのでは……と思われる一方で、しかし本人は「お金は全然貰っていない」と発言している。スーパースターなだけに「貰っていない」の基準が一般人とは異なる可能性も十分ありえるが……まあ、真相はわからないが、とりあえず彼が音楽が大好きで DJ 活動を行っているということは間違いないだろう。
バスケ界のスーパースターでありながら、音楽の才能も発揮し、世界的に有名なフェスでプレイもしているというモンスター級の才能を持つ Shaq。日本への来日も期待したいところである。