昨年2023年の9月1日(金)~3日(日)の3日間渡って開催された、アメリカ・ニューヨーク発のダンスミュージック・フェスティバル「Electric Zoo Festival」は、最終日の9月3日(日)、開場から5時間後に会場の収容人数がマックスに達し、まだ入場していない参加者が入場できないという事態が発生し、非難を浴びた。そして開催から9か月が経ち、Electric Zoo が払い戻しを行うことを発表した。
 
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Electric Zoo の主催者が発表した上記の声明文には「(皆さんを)失望させたのはわかっています。皆様の信頼と許しを取り戻すために、これから日々努力してまいります。」と書かれている。払い戻しが可能なチケット保持者には Electric Zoo から Email が送られてくるとのことで、その後7月19日までにチケット保持者への払い戻しを行うそうだ。

なお3日目以外にも、フェスティバル初日の9月1日はフェスティバル開場の数時間前に「部品や機材などの調達といったサプライチェーンの問題で工事に遅れが出たため初日はキャンセルする」と発表されており、2日目は通常通り開催されたが、上記の通り最終日の9月3日はチケットを売り過ぎたためキャパシティー超過となりゲートを封鎖しており、波乱尽くしの開催となってしまった。なお、約7,000枚のチケットは超過されて販売されたものだったことが開催当時に確認されている。