イビサ島にて DJ/プロデューサーの Diplo(ディプロ)が企画した "違法" ビーチパーティーをスペイン警察が調査中であると、バレアレス諸島の公共テレビ局 IB3 が報じている。

それによると、Diplo は今週月曜日、スペイン・イビサ島付近にある小さな島、エスべドラ島を正面に臨むサン・ジョセフ・デ・サ・タライアの自然保護区にあるカラ・ドルトの美しい海岸にて、ファンの前でパフォーマンスを行った。このパーティーには100人以上が参加した。岩だらけのエスべドラ島での Diplo のパフォーマンス動画が SNS で共有された後、市議会とサン・ジョセフ地方警察は、同イベントの捜査を発表。IB3 によると、Diplo と同イベントの主催者は、最高30万ユーロ(約5,163万円)の罰金を課せられる可能性があるとのことだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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イビサ・レンジャー協会は、イビサ湾でのパーティーを非難する声明を発表。この湾は「島の非常に敏感な地域」であり、欧州環境機関「Nature 2000 Network」に指定された地域の一部であるとのことだ。

Diplo は SNS チャンネルを通じて違法パーティーを宣伝したと報じられている。

サン・ジョセフ市議会が発表したプレスリリースには、以下のように記されている。

このイベントが開催された場所は、Nature 2000 Network を通じて欧州連合によって保護地域に指定されており、環境保護その他の指標の中でも特に自然と区別保護地域に指定されている。

このタイプの違法行為は、火災、騒音問題、廃棄物等のリスクを増長し、もちろん参加者の品位を危険に晒す脆弱な地域である。


同イベントはアミックス・デ・ラ・テラ等の地元の環境保護団体の怒りも招いた。同団体等は、SNS メディアにて Diplo を非難している。

耐えられない!
DJ が企画し、SNS で宣伝され、高度保護ゾーンである Nature 2000 Network の一部である場所で開催されるパーティー。

警察はどこ? 市議会は? それとも、このスペインの管理計画を持つバレア政府?

そして、彼はどこで電子機器の電機を手に入れた?

火災の危険を発生させる発電機を。


サン・ジョセフ市議会と同市のビセンテ・ロイグ市長は現在「適切な対応を取るために犯された可能性のある犯罪」を調査しているとのことだ。

Diplo が地元当局からパーティー開催の許可を得ていたかどうかは不明で、現時点ではまだ正式に起訴はされていない。