オーストラリア出身のドラムンベース・バンド Pendulum(ペンデュラム)のメンバー Rob Swire(ロブ・スワイヤー)と Gareth McGrillen(ギャレス・マクグリレン)からなるダンスミュージック・デュオ Knife Party(ナイフ・パーティー)が、X(Twitter)への投稿で復帰を示唆しているのではないかと噂になっている。
 

上記の Knife Party の投稿を見ると、音楽活動への復帰と新しい音楽へ取り組んでいる事を示唆しているようだ。Knife Party がオリジナル楽曲をリリースしたのは2019年の『Lost Souls EP』 が最後であるため、今回新しいトラックがリリースされるとなれば、約5年ぶりのリリースとなる。またフルアルバムは2014年にリリースされた『Abandon Ship』が最後となっている。
 

Knife Party が上記の X に投稿した写真は、現在フランスで開催中の2024年パリオリンピックの射撃競技のに出場した選手の写真を並べたものだ。左はハイテク重装備の選手、そして右には銀メダリストに輝いたトルコの射撃選手 Yusuf Dikeç(ユスフ・ディケッチ)の写真で、ハイテク重装備の選手の上には「Bass Music 2024」、そしてユスフ・ディケッチ選手の上には「Knife Party Cooking(Knife Party が楽曲を)作っている」とのキャプションが書かれている。

これらの射撃選手たちの写真は、先週急速に SNS でミームとなったもので、特にユスフ・ディケッチ選手はここ日本でも「無課金おじさん」と呼ばれ、ネット上を中心に大人気となったため、見覚えがある方も多いことだろう。専用のメガネやアイカバー、騒音対策の耳当てなど、ハイテクな重装備の射撃選手ばかりの中、Yusuf Dikeç 選手はTシャツにジャージのパンツという軽装で、パンツのポケットに片手を突っ込んで銃を撃つというシンプルな出立ちで銀メダルを掻っ攫って行ったため、多くの視聴者の目に強い印象を残した。

▼ Olympics 2024: All about Turkish shooter Yusuf Dikec, who went viral at Paris Games​

8月8日時点でリリース情報など詳細は一切明らかになっていないが、Knife Party はダンスミュージックの象徴的な楽曲を世に送り出してきたデュオだ。ダンスミュージックファンたちの期待通り、いやそれ以上の活躍を見せてくれることは明白なので、今後の発表を期待大で待とう!