イギリス・マンチェスターの老舗ナイトクラブ Sankeys(サンキーズ)が、2026年1月に約10年ぶりに新店舗で復活することが明らかとなった。
マンチェスター市内中心部に500人収容の会場がオープンするとのことだが、場所の詳細はまだ未発表だ。プレスリリースによると、新会場は「無駄を削ぎ落とした地下室スタイルの雰囲気」で、チルアウトできるセカンドルームを備え、Sankeys の特徴である LED マトリックスグリッドのインスタレーションが設置される予定とのことだ。
 
クリエイティブディレクターの David Vincent 氏はプレスリリースで以下のように述べている。

ダンスフロアへの VIP の入場や携帯電話の持ち込みは禁止となる。誰もが VIP だ。

写真撮影はもうやめて、リズムに合わせて踊ろう。

Sankeysは、1月30日と31日のオープニングウィークエンドを除き、土曜日のみの営業となる。Sankeys Saturdays は2月7日からスタートし、Tribal Sessions レジデンシーは新時代を迎え、月1回開催される。

ラインナップとブッキングの詳細は後日発表されるとのことだが、Sankeys は「次世代」のエレクトロニック・ミュージック・スターを迎えてきた伝統に則ったプログラムを提供すると約束している。
Sankeys には、過去には The Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)、Daft Punk(ダフト・パンク)、Jamie Jones(ジェイミー・ジョーンズ)、The Martinez Brothers(ザ・マルティネス・ブラザーズ)、Solomun(ソロモン)等、数多くの世界的アーティストたちが出演してきている。

Sankeys は、ビーハイブ・ミルの会場が不動産開発業者に売却された後、2017年に閉鎖された。イビサとエセックスの会場もそれぞれ2018年と2017年に閉鎖されたが、その後もSankeys チームはプロモーターとして、主にロンドンを中心に活動してきている。

今年6月、Sankeys チームは「Hello Manchester... it's been a while(こんにちは、マンチェスター……久しぶりだね)」というコメントをつけた Instagram の投稿で、マンチェスターにおける新たな展開を示唆し、クラブシーンの注目を集めていた。
 
出演者やイベントの詳細等、今後の発表にも注目しよう。

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