Spotify（スポティファイ）共同創業者の Daniel Ek（ダニエル・エク）氏が、ドイツのAI 軍事防衛企業 Helsing（ヘルシング）に多額の投資を行ったとの報道を受け、多くのレーベルやアーティストが Spotify から楽曲を削除する動きに加わる中、Spotify は Apple Music（アップル・ミュージック）等の競合ストリーミング・プラットフォームからプレイリストをインポートできる新たなツールをリリースした。

この新機能は、転送・プレイリスト同期ツール「TuneMyMusic」と統合されており、Spotify モバイルアプリで利用可能。アプリ内の「マイライブラリ」の最下部にある「音楽をインポート」をクリックし、「既存の音楽を Spotify にインポート」をクリックすると、Apple Music、YouTube Music から Beatport、last.fm、Soundcloud まで、様々なプラットフォームからプレイリストをインポートできるというものだ。


Apple Music と YouTube Music も今年初め、Spotify からプレイリストをインポートできる同様のツールをリリースしていた。

先日、Spotify は米国移民関税執行局（ICE）の求人広告をプラットフォーム上で許可する決定を擁護。さらに今月初めには、Spotify はサンプリング音楽のデータベース「WhoSampled」を買収し、楽曲クレジット機能に更なる情報を追加する計画も発表しており、また一方で最近、イギリスでのサブスクリプション料金をこれまでの料金の8.3％となる一ポンド（約207円）値上げしている。