1978年生まれ、名古屋出身。中学生のころに仲間たちとラップ・グループを結成し音楽活動を開始。DJ HAZUのサポートを得て地元のクラブのステージに立つようになる。中学卒業後には先輩の紹介でTOKONA-Xと運命的な出会いを果たし、1996年には彼と共にMASTERS OF SKILLZを結成。1997年にDJ HAZUとTOKONA-XからなるILLMARIACHIのファースト・アルバム『THA MASTA BLASTA』収録の“FOR DA BAD BOYS & LADIES”において事実上初めてのレコーディングを経験すると、1999年にはMASTERS OF SKILLZとして自主制作シングル“M.O.S.”を発表。これらの作品を契機として"E"qualの名前と実力は日本中へと浸透していく。その後、MASTERS OF SKILLZはM.O.S.A.D.とグループ名を改めて徐々にその真価を発揮。2001年に餓鬼レンジャーやOZROSAURUSらの作品で印象的なパフォーマンスを披露すると、2002年には待望のファースト・アルバム『THE GREAT SENSATION』を発表。"E"qualは全16曲中12曲でプロデュースを担当するなど事実上のリーダーとしてグループを牽引していく役割を果たした。2003年になるとコンピレーション『HARLEM ver. 2.0』収録のCEYREN“GET IT STARTED”への参加を経てHARLEM RECORDINGSとソロ契約を交わし、2004年には名古屋の同胞=BALLERSと作り上げたソロ・デビュー・アルバム『Get Big "The Ballers"』をリリース。全面セルフ・プロデュースによる同作は、ほぼ時期を同じくして世に放たれた盟友TOKONA-Xの『トウカイ×テイオー』と共に日本ヒップホップ新時代の幕開けを高らかに告げることになった。そのTOKONA-Xの死を乗り越え、2005年に入ってからはEP『ごうだつゲーム』を引っ提げて活動の場をメジャーへと移行。ストリートのスリルを洗練された形で伝える独自のスタイルはメジャー1stアルバム『The Rock City〜M.O.S.A.D.'s Town〜』へと受け継がれ、このアルバムは「BLAST AWARD 2006」誌で年間ベストジャパニーズヒップホップアルバム1位に選ばれるなど高い評価を得た。後の2006年には、スキルを重視した1本マイクとシンプルかつバウンシーなトラック制作にこだわったアルバム『7 Days』を発表。わずか半年後には、初のBALLERS名義での三部作アルバム『THE SPECIAL BALL』をリリース。2007年7月、Foxxi misQ、JAMOSA、SORASANZEN、般若、MACCHO等を迎え入れた、メジャー第三弾アルバム『King&Queen』をリリース。Hip Hopという土台で勝負しつつも幅広い振れ幅を持つ"E"qual。『King&Queen』は、アグレッシブかつハングリー精神を持った彼が伝える、ホンモノHip Hopのコーナーストーン的作品となった。2008年、avex/tearbridge recordsに移籍。インディ、メジャー通算5作目となるアルバム「TV Crushman & Radio Jacker」をリリースする。前作を更に進化させ、更に幅を持たせた”E”qualのプロデュースワーク、Hip Hopサウンドを基軸に様々な音楽を取り入れ、ストリート音楽の楽しさ、魅力を十分に伝えてくれる作品へ。また彼だからこそ伝えられるリアル・メッセージへと繋がった作品になった。全てを自身が作る制作スタイルは、この時代だからこそ、注目されるべきだし、更なる活躍を望みたいものだ。
■"E"qual Official Blog http://e-q-u-a-l.jugem.jp/
■"E"qual MySpace http://www.myspace.com/equalmosad
■RELEASE INFO.
NEW ALBUM
『TV Crushman & Radio Jacker』
"E"qual
NFCD-27097
tearbridge records
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