New Jerseyを拠点に活躍するDJ・プロデューサー、Jihad Muhammad。
ニューワークで生まれ育った彼は、Soul / Jazz / Disco / Rock 等の様々な音楽に触れ、幼少期を過ごす。
80年代中頃、 Shep Pettibone, Tony Humphries が 行っていたNYのラジオステーション、"Kiss Fm-Master Mix Show" でのプレイに衝撃を受けDJとしてのキャリアをスタートさせる。同時に、New York, New Jerseyのクラブへ足を運ぶようになり、Larry Levan (R.I.P), Tee Scott (R.I.P.), Timmy Regisford, Merlin Bobbと言ったDJ達にも多大な影響を受け、現在のDJスタイルを確立していく。地元での多数のGigを経験したのち、90年代には、New Yorkの代表的なクラブ、パーティー(Sound Factory Bar, Club Shelter, Langston, Franks Lounge, Tea Party, etc.) でゲストDJとして度々プレイしている。また、マンハッタン、ブルックリンと場所を変えながら行われていた "Togerther In Spirit" や ”43rd Cafe (New Jersey)” では、Kim Lightfoot, Herb Martin, Staecy Mallory らとレジデントDJとしても活躍。現在はインターネットラジオ "Cyber jamz Radio (http://cyberjamz.com/)" での Mix Show、 New Jersey のクラブ Caffee Cave にて "Bang The Durm" を主宰。新旧問わないソウルフルでディープな選曲と繊細なミックス、ブラックネス溢れるグルーヴで地元のクラウドからも絶大な支持を得ている。
2000年頃より、DJと平行して制作面の方にも力を入れており、 Timmy Regisford, Blaze と共にリミックスに参加した"Black Masses / My Heavenly Stars (Easy Street)" や "Ananda Project / Breaking Down (Dub Mix / King Street)" 等のヒット作を手掛け注目を浴びる。2004年には、 Jihad 名義で初となる傑作 "Movement Blues (West End)" をリリース。その後、自身で立ち上げた Movement Soul Recordings を始め、West End, King Street, Iwanai Music, Camio, Downtown161 等、様々なレーベルにてオリジナルトラックやリミックスを手掛ける。数々のコンピレーションアルバムにも収録されるなど、ディープハウスからジャズ・クロスオーバー系まで高く評価されており、サウンドクリエーターとしても人気を不動のものとする。次世代のアンダーグラウンドシーンを担うDJ・プロデューサーとして、今最も注目集めている Jihad Muhammad、約2年ぶりに待望の再来日を果たしてくれる。