12.29 (Sun)
犬神サアカス團(いぬがみサーカスだん)は、日本のロックバンド。旧バンド名は犬神サーカス団。バンド名は映画『田園に死す』に登場するサーカス一座による。1994年結成、1997年に音源『御霊前』でインディーズデビュー。同年のメンバーチェンジからカルテット編成を不動のまま活動を続けている。2003年にアップフロントワークスのzetimaレーベルよりメジャーデビューしたが、2006年に再びインディーズに活動の場を移す。2012年秋、バンド名を「犬神サアカス團」へ変更した。概要初期の音楽は「近親相姦」「いじめ」「異常性愛」「猟奇殺人」「堕胎」「引きこもり」などの社会の暗部や土俗性を主題を扱い、それら悲劇の画き方自体にあるサーカス・見世物小屋めいた側面を強調した作品が中心だった。その後終末的な世界観や耽美的要素を持ち込み、演劇的なアプローチを加えて、幅広い表現を志向するようになる。制約の都合上、メジャーデビュー後はポップソングの方法論を導入し、元々持ち合わせていた社会風刺の要素や歌謡曲・哀歌的側面を強調した作品も発表していたが、インディーズに戻った現在は再び以前のダークな世界観に回帰。更に元来の和風の意匠を用いたハードロックに加え、オールディーズのロックやサイケデリック・ロック、ディスコ、ファンク、ミュージカルなど、様々な音楽性を「アングラ」なセンスで取り込んだ音楽性をみせている。近年ではアルバム『神の犬』『夜行列車極楽行』など、物語性を強調したコンセプトアルバムもリリースしている。バンド結成の経緯1994年、高校生だったボーカルの凶子が、マンガ雑誌「ガロ」の文通欄でメンバーを募集し、6人編成による「犬神サーカス団!」として活動を始める。1995年、テレビ朝日製作によるテレビ番組「えびす温泉」の勝ち抜き企画に出演し、3週連続で勝ち抜く。1997年、初の自主制作音源を発表。またギター、キーボード、ベースの三人が脱退、ほどなく現在の犬神ジンが加入、それに伴いバンド名をエクスクラメーションマークを取り払った「犬神サーカス団」と改名し活動を再開する。2003年、TBS製作によるテレビ番組「うたばん」に数回出演。またこの年にzetimaレーベルからメジャーデビューシングル「命みぢかし恋せよ人類!」を発売。同作の宣伝で「うたばん」に出演した際、メイク
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