公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団（にほんフィルハーモニーこうきょうがくだん、(省略)）は、日本のオーケストラである。略称は日本フィルまたは日フィルで、日本オーケストラ連盟正会員である。概要1956年創立。1985年からは自主運営の財団法人となり、「市民とともに歩むオーケストラ」、「人・音楽・自然」をテーマとして、東京都を中心に年間約160回の公演を行っている。2006年に創立50周年を迎えた。2012年6月現在、債務超過状態で財政的に厳しく「日フィル争議」以来の危機的状況である。存続に必要な税の優遇措置を受けるためには2013年11月30日までに公益財団法人へ移行する必要があるが、そのためには債務超過を解消し基礎財産300万円の積み立てが必要で、財政再建に必要な寄付を募っている。指揮者・コンサートマスター* 創立指揮者 渡邉暁雄* 首席指揮者　アレクサンドル・ラザレフ* 正指揮者 山田和樹* 客員首席指揮者 ネーメ・ヤルヴィ* 首席客演指揮者 イルジー・ビエロフラーヴェク、ピエタリ・インキネン* 桂冠指揮者 小林研一郎* 名誉指揮者 ルカーチ・エルヴィン、ジェームズ・ロッホラン* ソロ・コンサートマスター 木野雅之、扇谷泰朋* コンサートマスター（コンサートミストレス）江口有香歴代常任指揮者* 渡邉暁雄:常任指揮者、音楽監督、創立指揮者として密接に関わっている。* 小澤征爾:芸術顧問兼首席指揮者として活動時に財団解散に遭遇し、阻止のため昭和天皇への直訴などを行った。財団解散後、財界支援により団員の三分の一を率いて新日本フィルハーモニー交響楽団を創設し分離独立する。* 小林研一郎:首席指揮者、常任指揮者、首席客演指揮者、音楽監督として密接な関わりを持ち、渡邉暁雄亡き後の精神的な支柱で、2010年４月から桂冠指揮者である。* アレクサンドル・ラザレフ:2008年9月より首席指揮者であり、就任1期目の3年間は年2回のペースで東京定期演奏会に出演してプロコフィエフの全交響曲を演奏する。2011年9月に、2017年8月までの5年間任期延長が発表される。2011～12年のテーマはラフマニノフである。沿革* 1956年6月22日、文化放送の専属オーケストラとして創立され、楽団創設の中心となった渡邉暁雄が初代常任指
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