福岡を拠点として、ノイズ音楽を中心とした実験音楽を展開する"hertz"に、伝説のアート・パンク・バンド、アーント・サリーのフロントマンであり、日本を代表する電子音楽家、Phewが登場。
坂本龍一とのコラボレーション・シングルや、CANのホルガー・シューカイ、ヤキ・リーペツァイトらと制作された1stソロ・アルバム『Phew』などの発表を皮切りに、アヴァンロックのソリッドでディスコードな空気感と独自の凶暴性を秘めた、極めて緻密なサウンドを展開してきた。声と電子音楽を組み合わせた作品を次々に発表し、ruralやMUTEKを代表として国内外の主要イベントに出演するなど、エレクトロニック・アーティストとしても世界的評価を集めるPhewをゲストに、繊細かつダイナミックな前衛的サウンドを展開する九州を拠点に活躍する面々がラインナップされた。

◾︎ GUEST LIVE
Phew

◾︎ LIVE
Kohshi Kamata
vvekapipo

◾︎ DJ
Tatsuoki
Noguchi Takafumi
z_O_e

先日のruralでの鮮烈なパフォーマンスも記憶に新しい、時代を先駆ける伝説的音楽家Phew。伝説のアート・パンク・バンド、アーント・サリーの創設メンバーでもあるPhewは、坂本龍一、コニー・プランク、CANのホルガー・シューカイ、DAFのクリスロ・ハース、アナ・ダ・シルヴァ（レインコーツ）、山本精一（ex.ボアダムス）といった名だたる音楽家とのコラボレーションを経て、常に進化を遂げている。文学的で知性に富んだ独自の歌世界と、時に深淵によどめき、時に痛烈に炸裂するサウンドは、Phewという存在そのものが一つのジャンルであることを我々に思い知らせる。テクノやノイズ、ドローンやエクスペリメンタルなど、深層を覗き込む可能性を秘めたあらゆる音楽へサイケデリックに突き刺さり、全ての現場で強烈な個性と存在感を放つPhewは、我々がまだ知らない核心をまざまざと見せ続けている。

Fresh in our memory from her striking performance at the recent rural festival, the trailblazing and legendary musician Phew returns to captivate once again. A founding member of the iconic art-punk band Aunt Sally, Phew has continuously evolved through collaborations with an extraordinary lineup of artists, including Ryuichi Sakamoto, Conny Plank, CAN’s Holger Czukay, DAF’s Chrislo Haas, Ana da Silva of The Raincoats, and Seiichi Yamamoto (ex-Boredoms).
Her deeply intellectual and poetic vocal world, paired with sounds that oscillate between profound murkiness and piercing explosiveness, reminds us that Phew herself constitutes an entire genre. Psychedelically piercing through the depths of techno, noise, drone, and experimental music, her work consistently unveils new possibilities. At every venue, her powerful individuality and presence reveal truths yet unknown, cementing Phew’s place as a singular force in contemporary music.

https://kiethflack.net

#noise #experimental #electronic