レポート
ステージとなったのは、大パノラマに抱かれた神戸エアーセンター。雲一つない程の快晴だった秋フェス日和の当日。エントランスを抜けるとそこはまるで縁日の様に並ぶフードブースに、さっそく心地よい音楽が耳に流れ込む。会場の奥へと足を運んでいくと、ジェット機が踊る人々の真横を飛び交う光景が目前に広がる。
そう、滑走路の真横に出現した巨大なスカイパークステージや、ビートスクエアーと称された格納庫では、バンドや国内外で活躍するDJ KAORI、森田昌典、80KIDZ等のアーティストによる確かな音に会場全体は大きなGROOVEに包まれていた。一方、ピスト等のショーが繰り広げられたストリートステージでは、地元アーティストの確実な人気を伺える程の盛り上がりをみせた。
神戸と言えば言わずとも思い浮かぶ「ファッション」。簡単に「ショー」と言う言葉では片付けられない、まさに「コレクション」と題せる程のクオリティーで観客を魅了した。
遊覧飛行や縁日、ストリートショー等、お子様連れのご家族からファッションや音楽に敏感な大人まで、誰もがこの1日を、それぞれ思い思いのスタイルで過ごしていたRainbow City Kobe 2011。様々なコンテンツが溶け合い広がり、また新たな出会いをもたらした今回のイベントは確実に日本初のスタイルのフェスであり、ここから新たなスポットだけでなく、新たなカルチャーが生まれるであろう。