ジャズとソウルに特化したナイト・クラブとして1992年にオープン。
”友達を自宅に呼ぶ感覚の店舗”をコンセプトとした為に、The Roomと命名される。
上京したMondo Grossoのメンバー溜まり場にするという目的もあった。
フレンドリーなサービスが日本のクラブでは稀であった事に加え、アーティストとオーディエンスが入り混じる社交場として話題となる。
又、店のスタッフや DJが音楽を制作する世界でも珍しいナイト・クラブであり、Mondo Grosso「Family」、Monday Michiru「You MAke Me」、Chara「Jr.Sweet」、UA「リズム」、Aco「揺れる体温」、bird「Souls」、Cosmic Village「Nice Age」、Kyoto Jazz Massive「Eclipse」、Sleep Walker「愛の河」、吉澤はじめ「I Am With You」、Shuya Okino「Still In Love」、DJ KAWASAKI「Blazin’」、ROOT SOUL「Spirit Of Love」、Yosuke Tominaga「Daytona」、Kyoto Jazz Sextet「Mission」、NAYUTAH「見知らぬ街」と数々のオリジナル・ヒット曲を生み出して来た。
2000年以降は、ジャズやソウルを基調にしながら、ファンク、レア・グルーヴ、ヒップ・ホップ、ディスコ、ブギー、ハウス、ブロークン・ビーツと幅広く良質な音楽を紹介するようになる。あのKenny Dopeに「世界で一番好きなクラブ」(IDJ magazine)と絶賛される等、海外アーティストからの評価も高く、来日したDJやミュージシャンがお忍びで遊びに来ては飛び入りするという伝説も数え切れない。ルイ・ヴィトン〜Tokyo City Guideの常連であることから、日本に来た渡航者が目指すナイト・スポットの代表格としても知られるようにもなる。
2011年には脱クラブを宣言し、TAMARIBA=Creative Gathering Placeという方針を打ち出した。『One Song One Soul〜一曲入魂』や『Tokyo Crossover/Jazz Festival』といった企画で大箱へも進出し、老舗コバコとして存続しながら、3000人を超える規模のイベントも仕掛けて来た。既に来場者は100万人を超え、The Room発信の楽曲のリスナーを含めると500万人を超える潜在的ファン・ベースを誇る。2022年12月に30周年を迎えた。










