
そんな彼は2013年に熱狂的なスタートを見せつけ、もはや伝説となった「クラブ・ライフ・カレッジ・インベージョン」に継ぐ待望のツアーを実施し、2週間に渡ってアメリカ国内の様々な大学キャンパスで演奏した。完売となったツアー・ファイナルはロサンゼルスのホーム・デポ・センターを会場に2万6千人ものファンの前で繰り広げられた。これはかつてアメリカで行われたDJをヘッドライナーとしたライブの中では最高動員数という記録まで果たした。2013年のツアーは2月19日にニューヨークのシラキューズ大学で幕を開け、そこからティエストはキャンパスからキャンパスへと移動して行った。3月に彼は再びロサンゼルスへ戻り、ステープルズ・センターで満員の観客を沸かせた後、衛星放送ラジオのSirius XMで立ち上げた自身のチャンネル「Club Life」の1周年記念をマイアミ・ミュージック・ウィークと共に祝った。
夏には、ラスべガスにあるハッカサン・レストラン&ナイトクラブとMGMグランド・ホテル&カジノのウェット・リパブリック・プールにて20ヶ月間にも及ぶレジデントDJを始め、ファッション・ブランドGuessでの第2コレクションを披露し、自身の人気コンピ・アルバム・シリーズ「Club Life」の第3弾「Club Life – Volume Three Stockholm」を発表するなど、新しい試みに満ちた積極的な活動を見せてくれた。ティエストのオリジナル曲を多めにフィーチャーし、全世界で著しい売上を成し遂げたこのコンピには、「Tiësto ft. Kyler England - Take Me」、「Tiësto & Dyro - Paradise」、「Icona Pop」、「I Love It (Tiësto Club Life Remix)」、「Tiësto & Calvin Harris - Century (Tiësto & Moska Remix)」などのコラボレーションやリミックスも含んだ人気チューンが収録されている。
秋頃にティエストは母国のオランダに帰り、1週間に渡るアムステルダム・ダンス・イベント(ADE)にてジゴ・ドームで圧巻のパフォーマンスを披露し、同時期にDJドキュメンタリー・シリーズ「イン・ザ・ブース」の第2シーズンをBelieve Entertainment、Acer、Intelとの共同で上映した。Calvin Harrisとの「グレイター・ザン」UKツアーで2013年を締めくくり、現在は2014年の春に発売が予定されている新譜に向けてスタジオ作業に没頭している。その期待高まるニュー・アルバムからのファースト・シングル「Red Lights」は既に世界的なヒットとなっており、この冬を代表するクラブ・アンセムと言っても過言ではない。
ティエストの自主レーベルMusical Freedomは2010年に設立され、自身のリリースと共に他アーティストの音源も発売している。そして本人が自ら吟味して選んだMusical Freedomの作品には、数多くのゴールドとプラチナ・レコード賞の受賞品が揃う。


