イギリス・ロンドン東部ダルストン地区サンドリンガム・ロードにある、旧アルゴス店舗跡地で発生した違法レイヴが地元警察により摘発された。

ロンドン警視庁の Met Engage プラットフォームに掲載された声明によると、2026年5月10日(日)午前8時、地元住民から、廃墟となったアルゴス店舗にて昨晩無許可の音楽イベントが開催されており、2ブロック先まで音楽が聴こえるとの通報があった。なお、市議会の騒音対策チームには、この場所に関して3件の通報があり、朝8時時点で音楽イベントはまだ開催されていて住民に迷惑をかけているという通報の電話が2件あったとのことだ。
寄せられた情報によると、会場内には約100人がいたと推定しされていた。

午前11時40分頃、地元警察が会場に到着。その時点で違法レイヴの会場となっていた廃墟にいた20名が退去を求められ、大量の音響機器が押収されたとのことだ。

https://www.metengage.co.uk/Alerts/A/440519/Unlicensed-Music-Event---Sandringham-Road-E8

レイブに関連した逮捕者は出なかったものの、凶器所持の罪で出廷しなかったためウェストミンスター治安判事裁判所から指名手配されていた男が逮捕された。
また、警察は盗難自転車3台と盗難の疑いのある障害者用駐車許可証(ブルーバッジ)1枚を回収、それらは当日中に所有者に返還する予定であるとコメントされている。

さらに警察の声明では、「この会場にいた数名が『不法占拠権』によって保護されていることを認識している。これらの人々は合法的に会場に滞在しており、退去を求められた UME(Under Meat Enforcement:都市型レイブ)参加者グループには含まれていない」とのことで、「彼らは引き続き会場に滞在する」とのことだ。
イギリス・ロンドンでは、空き家や空きビルに無断で住み着く行為に関連する権利や社会状況「スクワット(Squatting)」となっている人がおり、住宅難の解決策として「不法占拠権」として一部容認されていた側面があったが、現在は法律改正により住宅の不法占拠が刑事罰の対象となる地域も増えてきている。

つまり、アルゴス店舗跡の廃墟に住み着いていたホームレスは引き続きそこに住み続けるとのことで、地元警察メンバーが現場にいる間「住民の方々(ホームレスたち)が警察官に近づき、対応への感謝を直接述べてくださいました。」と Met Engage プラットフォームには記されている。