マインドゲームスが新年の幕開けとして代官山UNITにてお届けするのは、Kangding RayとSendaiによるオーディオビジュアルライブの2本立て。
Kangding RayはこれまでRaster-Notonより"Stabil"、"Automne Fold"、"OR"の3枚のアルバムをリリースし、アンビエントからメランコリックなエクスペリメンタルポップ、そしてアブストラクトなベースミュージックへとダンサブルな方向へ変化を見せて来た。更にシングルとしてリリースした2枚のうち"Pruitt Igoe"はBen FrostとAlva Notoのリミックスを収録し、一方の"Pentaki Slopes"はラビリンスを始めとする野外テクノイベントからインスピレーションを受けて制作したと言われており、どちらも高い完成度を誇っている。2011年のラビリンスにおいて初日の最後を繊細なサウンドデザインで締めくくった彼のライブはパーティー全体を通してもハイライトのひとつだったと言えよう。特徴であるその繊細さを残しつつも、よりダンスフロア向けのサウンドに移行しているライブに期待が高まる。
SendaiはPeter Van HoesenとYves De Meyのふたりによるエクスペリメンタルプロジェクト。Eavesdropper名義のテクノプロデューサーとしても知られる、ベルギー・ブリュッセル在住のYves De Meyの本職は、演劇、コンテンポラリーダンス、そして映画などの音楽制作を手掛けるサウンドデザイナー。Sandwell Districtよりリリースされたアルバム"Counting Triggers"ではその高い技術と経験を活かし、モジュラーシンセサイザーを巧みに応用している様子が聴いて取れる。そしてその相方は言わずと知れたTime To Expressのファウンダーであり、ラビリンスのレジデントでもあるPeter Van Hoesen。このふたりの融合"Sendai"は、繊細なテクノと、アブストラクトエレクトロニカ、そしてサウンドデザインの融合であり、Time To Expressからリリースされたデビューアルバム"Geotope"でエクスペリメンタルミュージックの領域を大きく開拓した。個々のモジュラーをリアルタイムに組み上げるその奏法を是非とも体感して欲しい。
ディープなエクスペリメンタルサウンドからテクノへと、一晩かけて、ゆっくり徐々に展開して行く今回のサウンドジャーニー。じっくりとお楽しんでもらうためにも、開始から終演まで参加頂くことをお勧めします。
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